
のフィルムアーカイブサービスで
映像資料の長期保存に備えましょう!
この劣化現象は「ビネガー・シンドローム」と呼ばれています。
経年劣化してゆくなかで発生する酢酸臭から、こう名付けられました。
1950年以降に使われていたトリアセテートセルロース製のフィルムが経年劣化により自然と化学反応を起こし、酢酸を放出しながらゆがみや収縮などの大きなダメージをフィルム自身に与えてしまうのです。
一度この症状が始まると酢酸が缶の中に充満し、その酢酸が分解反応を促してさらに多くの酢酸が放出され、劣化やダメージが増幅してしまうという「負の連鎖」を引き起こすことが大きな問題となっています。
togenでは、様々な経験で培った職人技術とプロ専用機材によりお客様の要望やフィルムの状態によって最適な修復方法をご提案しますまずは、ご相談ください!
修復・クリーニングされたフィルムをそのまま常温保管してしまっては、残念ながら再度ビネガーシンドロームによる劣化を進めることになってしまいます。
フィルムの劣化を最小限に抑える方法として最も効果的なのは低温・低湿度で変動の少ない環境にフィルムを保管することです。togenではフィルム保管に最適な環境を整えた専用倉庫を持つ倉庫業者とパートナーシップを結ぶことにより、デジタルよりも確実な長期保管環境を実現しています。
大切なフィルムの保管にお困りの際には是非ご相談ください。
美しく復活した映像を取扱いやすい形でお手元に残すためにtogenでは現在使われている様々なメディアに対応しています。
お手軽なDVD。ハイビジョンのブルーレイディスク。放送用として使われているHDCAMテープなどへの収録が可能です。その後の再編集がしやすいデジタルデータではQuicktimeなどの形式に。金融機関や証券会社等でデータバックアップに実績のあるLTOへの保存にも対応しています。様々な用途に応じたフォーマット・メディアで映像をお届けします。
さらにtogenでは突発的なデータ消失の恐れのない長期保存専用アーカイブフィルムでの映像保存も承っております。このフィルムが適正な環境で保存された場合の期待寿命年数は100年と言われています。
ハリウッド大作映画の保存方法に採用されたものと同じ長期保存専用アーカイブフィルムを使った保存を選択していただくことも可能です。
上記はフィルムアーカイブサービスの一例のご紹介になります。
お客様のご要望やフィルムの状態によってご提案させていただきます。