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スタッフ紹介 VFXスーパーバイザー・廣田隼也

2019年7月17日

ー VFXの道を歩むことになったきっかけは?

「まあ最初からVFX志向というわけでも無かったんです。高校三年になって進路を考えたときに、それまでバレーやってて体育会系の人生だったんですけど、漠然と映像の世界に行ってみたいなあと思うようになりました。わりとみんなもそうだと思うんですけど、その頃は音楽PVとかに憧れてましたね。で、映像学科のある美術大学に行って、3DCGソフトの勉強などをしていました」

ー 東京現像所に入ったのはいつ頃?

「2000年です。フロム・エーに載っていた求人を見て」

ー 最初の仕事は覚えていますか?

「『ゴジラ対メガギラス』(「ゴジラVSメガギラス G消滅作戦」監督:手塚昌明)の合成作業でした。ソフトはAfter Effectで。」

ー いきなり大きい作品だったわけですね!戸惑いは無かったですか?

「そうですね、大学のときに3DCGはやっていたのですがゴジラのように実写と一緒に作り込む作業は初めてでした。その辺は先輩に色々と教えてもらいながら・・・まあ今思うと楽なパートだけ振ってもらってたのかもしれないですけど(笑)・・・で、映画が出来上がって試写でエンドロールに自分の名前が載ってるのを見たときに『スゴイ!』と思って・・・そこから抜け出せなくなりました(笑)」

ー それまで見る側だった自分が、作る側の世界に移ったことに感激したわけですね。それからキャリアを重ねてきたわけですが、今に至る間のVFX技術の変化についてはどうでしょう?

「今はもうPCのスペックもソフトウェアの機能も毎年変わるので、追いついていくのが大変という印象です」

ー 今の廣田さんの肩書きであるVFXスーパバイザーについて簡単に説明をお願いします

「まず映画を作るうえで、現実には撮影できないカットやシーンをどうやればVFXを使って映像化することができるか、監督・プロデューサー・カメラマンと相談しながらプランを立てます。」

ー という事は、最初の段階ではそのカットをどうやったら作れるかは廣田さんの頭の中だけにある?

「そうですね。ひとつの方法が実現不可能となったら今度は別の提案をしたり…どうしたら欲しいシーンを現実に落とし込めるか、その選択を提供するっていう感じですかね。あと、撮影チームとVFXチームの両方の意見をうまく取り入れて、両者のバランスをとってゆくのもスーパーバイザーの大事な仕事です」

ー 廣田さんはスーパーバイザーでありつつ、自らも現役のVFXデザイナーですよね?

「はい、裏でコツコツと作業するのもいまだ性にあってるというか(笑)好きなので・・・」

ー 普段からインスピレーションの源を探したりとかは?

「企業のCIで使われるモーショングラフィックスは面白いものが多いですよね。あと漫画を読んだりして『あっ、このパースかっこいい!』とか」

ー 最後に、どういうところにVFX作業の面白さを感じますか?

「本当に何もないゼロの状態からイメージを作ったりとか、割とVFXデザイナー個人の感覚とか解釈が画面に大きく反映されるんですよね。それは凄いことだと思います」

ー なるほど、今日はありがとうございました!

(東京現像所Facebook記事より転載)

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