
近年、デジタル合成及びDI(デジタルインターミディエイト)作業が主流になりつつある映画業界で、フィルムをデジタルデータに変換するために、なくてはならないのがフィルムスキャニング作業です。
ARRISCANは映画製作の工程に於けるフィルム工程部分と、デジタル工程のギャップを埋める最先端の映画用スキャナーです。当社では、画質とスキャニング速度、信頼性等を考え、今後ARRI社製のフィルムスキャナーが世界的なスキャナー機の代名詞になると予測し、日本で最初にARRISCANを導入いたしました。
ARRISCANは2004年に登場し、他のフィルムスキャナーとは違った特徴を持っています。フルフレームセンサ付きピンストレーション走行系により、映像露光中、フィルム、ゲート、センサは位置が固定され、高度な安定と一定の結果が得られます。優れた色再現の鍵となる光源はLED照明を使用し、他のスキャナーのクセノンやHMIランプより長時間使用が出来フィルムゲートでの発熱もほとんどありません。高画質の性能は撮像部にカスタム設計のCMOSセンサを使用しております。エイリアシングを避けるため、最終の2K、4K画像をそれぞれ3K、6Kスキャンのオーバーサンプリングから作られます。また、1コマごとに光の三原色であるRGB(RED、GREEN、BLUE)に分解し、さらに1チャンネルごとにそれぞれハイバンド、ローバンドのダブルサンプリングで、1コマあたり合計6回の露光を行うことで、非常に難しい状況でもS/Nの良い高品質画像が得られます。2K出力時、1秒に4コマの高速スキャン運用や、キズ・ゴミ対応等、斬新な設計は他に真似のできない映画用フィルムスキャナーです。


